◆グレンリベット12年

今回はグレンリベット12年です。

スペイサイドのシングルモルトで、これも非常に有名なザ・グレンリベット蒸留所のウイスキーです。

かつてあまりにも売れていたウイスキーだったので、グレンリベットの名前を拝借するウイスキーメーカーが出てきてしまうほどだったようです。

匂い。いや、これはびっくり！本当に青リンゴの香りがします。甘酸っぱい香りです。ですが、しっかりと麦と木の融合した香りもします。更にウイスキーのどーんとした感じもしますがそれほど自己主張しているようでもありません。

味。やはり青リンゴの味がします。凄いですね、ドライフルーツとかではなくて、はっきりと青リンゴだとわかる味。それに伴う甘さも結構あります。ですがグレンフィディックほどではありません。アルコール臭はあまりありません。少しあっさり系かな？でもちょっとだけキュッとした感覚があります。これは酸っぱさとしょっぱさがそう感じるのかもしれません。最初ほんのわずかに酸味を感じるのですが、その後にしょっぱさが隠れながらやってきているような・・・　

それと、後で気づいたのですが、若干ウッディな感じもしますね。スモーキーな感じもゼロではありません。それとも樽の木の感じがそう思うのかもしれません。

いずれにしても美味しいです。

余韻。甘みはスッと消えていく感じ。それまで弱かったウッディさが顔を出して感じ取れます。チェイサーを飲むとウイスキー全体の香りが尾を引くようです。ですがそれも長くは続きません。

感想。美味しいです。ピートなどはほとんど感じ取れませんがウイスキーとしての刺激がちょっとだけあります。ですが非常に飲みやすいウイスキーだと思います。

甘み★★★

香り★★★★

刺激★★

好き★★★★