埋没する歴史から何を読み取るか
歴史ネタです。興味のない人は華麗にスルーしてください。
歴史好きな方へ問題です。
○奈良の平城京への遷都は誰が実施したでしょう?
○大宝律令は誰が制定・発布したでしょう?
○和同開珎の鋳造は誰が命じたでしょう?
どうです? 意外と難しいでしょ? 平安京遷都のことは知っていても平城京遷都に関しては意外と知られていませんよね。
でも上記3つとも、歴史上、大変重要な出来事だったのですよ。
ヒント 実は、三つとも答えはほぼ同じ人物です。
答え 元明天皇 です。
ここで??? という方、多いでしょうね。あまり知られていない天皇ですから。でもこうしたら解りやすいかな?
ど〜です。なんとなく解ったでしょ!つまり、先代の天皇の意志を受け継いで、これから始まる新しい時代の舵取りを行うというダイナミックな時代なんですよ!
だから、先代、持統天皇の意志であった、天皇の絶対統治の根拠を固める必要があったのですね。
つまり、古事記の完成です。これがより所となって、政治と宗教の大改革を断行するのです。
ここは謎も多くて、ゾクゾクする時期でもありますね。
個人のページ(まもなく勉強会開催!)リニューアル!!