◆魔物

この世界には、異世界から侵入してきた魔物が存在しています。(ということにしておきます。なにせ私自身魔物を見たことがありません)

最初に魔物が現れたのは多分、5世紀頃、雄略天皇が魔物に魅入られてしまったことが事の始まりです。そうでなくてあれほど残虐な行為に至るわけがありません。雄略天皇の子孫は途絶えて魔物は効力を失います。

多分、雄略天皇の子孫である武烈天皇も魔物の力を利用したのでしょうが、武烈天皇を諫めても無駄だと悟った、応神天皇の子孫である継体天皇が討ち取ったのでしょう。(無論妄想)しかし魔物は異世界に帰っただけで消滅はしていません。

次に魔物が登場するのは聖徳太子の時代です。魔物が人間の生き血を好むと知って聖徳太子は武力による政治の道を捨ててしまいます。しかし、そのせいでむしろ戦乱は広がり自分の行くべき道を失った聖徳太子は自殺してしまいます。

次に魔物が登場したのが7世紀頃。魔物の力をわずかばかり備えていた中臣家の鎌足公に興味を示した天智天皇です。天智天皇は魔物の力がどうしても欲しくて鎌足公にお願いするのですが、逆に強い意志がなければ魔物に支配されてしまうからお止めなさい、と諫められてしまいます。仕方なく、天智天皇は秘術を使用して魔物を自力で召還してしまいます。天智天皇は朝廷の権力を盤石な体制にするために魔物の力が必要だと思っていたのでしょう。

そんな時に、魔物の力を封印するべく動いたのが娘の持統天皇です。自分の父親が魔物に支配されてゆく姿を見ていられませんでした。そこで相談したのが、唐から来た武術家です。その武術家こそ、後の天武天皇です。(ここ妄想)

天武天皇は武術家であるだけでなく、古代中国の秘術使いでもありました。天武天皇は魔物と壮絶な戦いを繰り広げました。そしてついに魔物を異世界へ追い出すことに成功しました。

そして、魔物はしばらく現世には出てこれませんでした。なぜなら、世は平安時代。戦乱が起こらず、黄泉の門を開くことができなかったのです。


そしてついにクライマックスを迎えます・・・


ってな感じの漫画を描いてみたいぞなもし。