◆高い時計や高いカバンは自信がない自分を守る鎧?

また某ブロガーをダシにして申し訳ないないなと思いますが、ちょっと気になったので・・・

題名の通り、某ブロガーは「高い時計や高いカバンは自信がない自分を守る鎧・かつて私もそうだった」というようなことを書いています。


正直言って、かわいそうな人だ、と思います。


高価な時計とか高価なカバン、と一言で片づけるあたり、いかにもラグジュアリー系を標的にして、高いものは軽薄で虚飾で虚像なんだと言わんばかり。


高価なブランドというのは、その企業や職人が歴史のなかで積み上げてきた努力の結晶なんですよ。100年以上の物語を有するロレックスの時計などは、その物語だけでお腹いっぱいになるブランドでもあるんです。


(でも私はロレックスは買いませんが・・・でも会社は好きです)


良いブランドは、良い商品というだけでなく、それに関わった職人とそれを支えた経営者やパトロン、販売に関わった営業やマーケッターや調達人、それらが結びついて歴史を積み重ねたブランド。

素晴らしいではないですか。高いお金を払って敬意を表したいを思いますよ。


そんな物語込みで、装いを楽しことを目くじら立てて否定するなんて、まるでお子様のようです。

いいじゃないですか、楽しむという行為を他人からとやかく言われたくないものです。


それを言うならば・・・以下の台詞の方が幼稚極まりないです。

「黙ってコツコツとスキルを積み上げる人、丁寧な仕事をする人は食いっぱぐれしない」


そう言った、○○職人が次々に仕事を失い、電機業界の技術者がリストラに遭って、惨敗を喫したんだとなぜ分かりませんかね?

まじめに仕事するな、ということではなくて・・


いつまで、プロダクトアウトの理屈をかざしているんだ?ということですよ。良いもの作りゃ売れるんだよ理論。幼稚すぎます。


まあ、正直どうでも良いんですがね。


それと、自分の電子書籍を800円で販売って、ボッてるんじゃねーよ!と言って閉めさせて頂きます(笑)