◆のび〜と橋下さんに対して色々と思うところを

のび〜が盛んにリフレを攻撃しているし、お札を印刷することに反対して、その理由も論理的に述べているけども・・・

あんたの経済理論は多分、状況とか地域とかが平常の場合なんじゃないですかね?でも今日本は震災以降、かなり異常な状態だと思うのですよ。のび〜は理屈通りに経済も政治も進むという前提でいるようだけど、何となく違うような気がしてなりません。

ええ、今回はどのような経済政策が有効なのか、私は解りません。のび〜の理屈が正しいかもしれないし、間違っているかもしれない・・・

やはり異常事態な日本だから、学者や政治家が思ったようには、進んで行かないように思います。


話は変わって・・・


橋下さんが、最近農業が成長産業になりうる、と盛んに言っていますが、多分思いっきり勘違いしています。

農業を法人化するとか、大規模化するとか、そんなことしたら農地は荒廃しますよ。ええ、間違いなく。専業農家、それもかなり頑張っている農家の人たちに色々聞いてみたらいいでしょう。

日本人が土地に対してどのような感情を抱いているのか? ヤンキーみたいに、土地を金稼ぎの道具だくらいにしか思っていないようなら、法人化しても良いでしょう。でもね、土地に愛着もって厳しい環境を乗り越えている日本の農家の人たちは、そんな機械的には考えていないのです。

その土地の五穀豊穣に感謝して日々生きている、そんな人たちは自分で土地を所有して管理しているからこそ愛着をもって農業に精を出しているのですよ。

それは酪農とて同じです。

私は農業が成長産業になりうる、ということには同意しますが、法人化だの大規模化だのしたら絶対に成長は望めません。これは農協云々とは別問題です。

それと、農業が成長産業になりうるならば、電機産業だって成長産業になりうるんですよ。どちらも瀕死な状態でしょうけど、勝機は至る所にあるのだと思いますね。

まあ、脳天気だと言われたらその通りなんでしょうけど、私は明るい将来を望んでいます。だから、頑張ろうと思っているのです。