◆原発事故の責任をとるということとは?

東電福島第一原発の事故(まあ、事件なんですけどね)の責任をとるとはどういうことか?

社会が悪い空気が悪いという頭の悪い評論家の言葉は置いておいて、太平洋戦争開戦の責任だってとるべき人間は分かっているのですから、原発事故の責任負うべき人間がいるんですよ。

私は、東日本大震災津波を食らっても一切問題がなかった、宮城の女川原発と比較すれば簡単だと思っています。(もしくは福島第二原発でもいいです)

まず、発電機を地下に設置するという設計をしたばかものが誰か?
次に運転開始を指示したバカ。
今日までリスクを検討してこなかった運用責任者。

この三者です。この点についてどこの誰なのかをハッキリさせなければ反省もクソもありません。

ポイントは、災害が想定外、津波が想定外、という言葉に惑わされず、あくまで電源が全て喪失する可能性・リスクを検討しないということは怠慢でしょ、と言う点です。


いいじゃないですか。その誰かを断罪するのではなくて、どうして女川は無事で福島第一はダメだったのか?を検証するんですから。社会の目線が怖いのならそれこそイニシャルでも通名でもなんでもいいですよ。


軍令部の永野修身みたいに、60年以上たって個人名が出ることになるのでしょうけど、亡霊に破壊された東日本、てな具合はどうもイヤだなと思わずにはいられません。