◆政権担当者が言う「死んでこい!」の命令

菅直人内閣の誰かが、こう命令しないといけない時がすでにきているはずです。

「原子炉格納容器が破損しているようなので、これから万難を排して修理してくれ」

命令する相手は破損を修理できる人間に対してです。それは東電の社員でも日立の社員でも自衛隊員でも、です。

そう、つまりは「日本のために死んできてくれ」ということなんですよ。どれだけ放射線を浴びると死んでしまうのかくらいは大体想像がつきます。

むろん、そんな命令がすんなり聞き入れられる場合ばかりではないでしょう。拒否されたらどうしようもありません。

それでも、時の権力者は、日本がこれ以上破壊されることを阻止する義務を負っているはずです。

できない、ではないのです。

やらないといけないんですよ。何が何でも!

ウソついてでも、なだめてすかしてでも、格納容器の修理をやらせないといけないんですよ。そんな残酷極まりない命令を出せる唯一の存在が政権担当者なんですよ。

政治家は1億人の人間を救うために100人に対して死ねと命令することも大事な仕事なんです。

これが侵略戦争だとしても同じです。日本に侵略していきた外国の軍隊に対して「死んで国土を守ってくれ」と命令することは、政権担当者の義務です。


そんなことしたくないから、内閣不信任案を出せないのかな?と、勘ぐるのですが、我こそなんとかする!という政治家はどこかにいると思うのですが・・・