◆東京電力 - エアルートの虹

東京電力が集中攻撃を受けているようです。

取締役常務という方が記者会見して、泣きながら謝罪したとか・・

まあ、東京電力の対応がマズかったのはあったかもしれませんが、そもそも、問題の３号炉に使用している、プルトニウムの使用許可を出したのは、他ならぬ福島県議会でしょうに。

その福島県議会は福島県民の選挙で選ばれた議員でしょ。

尤も、国策で原発を推進した国会議員は日本国民に選ばれた議員なので、元をただせば日本国民全てが背負うべき問題だと考えるのが妥当なのではないでしょうかね？

それを、東電だけに責任押しつけるというのは間違いだと、私は思います。

東電が莫大な利益を手にしているとの批判も見当違いです。原発建てた地元にも莫大なお金が投下されたでしょ。

それは福島県浜通りでも、私の地元茨城県でも同じです。地元が経済的に潤うその代償が、放射線のリスクなんですよ。そのリスクが顔を出したということなので、誤解を恐れずに言うならば・・・

東電が原発のある地元民に過度に謝る必要はありません。だって避難させられた人たちは、原発建てた時にお金いっぱいもらっているんだからさ。それ承知の上なんでない？

「安全だからと説明されたから許可したんじゃい！」って、そんな説明丸呑みにする方がどうかしています。

私？　覚悟していますよ。東海村の原発が潰れても「まあ、仕方ないよね」で済ます予定です。地元を捨てるようなマネは多分しません。

東電の常務という人も泣き崩れちゃダメでしょ。ここは辛くても毅然として経緯の説明をしないと。原発の現場で作業している人は、命をかけて作業している最中なんだからさ。