◆「なるようになる、心配するな」 by 一休さん
「何で商品がないのよ。売り惜しみしてるの? それにしても、スーパーは儲かってホクホクよねー。何か隠してない?」
とは、買い占めにきている方々の言葉です。
誤解してます。スーパーは仕入れができないから、決して儲かってなんかいません。あなたたちが、ガソリン買い占めているから、配送車がやってこないんですってば。
近所のパン屋さんも、小麦粉も米粉も在庫が無くなって休業。儲かるどころか、交通機関がマヒしたままだと間違いなく大損害になります。
こんな時は、慌てない慌てない、一休みです。そう、一休さんも申しておるではないですか。
一休さんは、実在の人物で、後小松天皇の実子です。そう、天皇の子供なんですね。時の将軍、足利義満とのとんち話も残っています。
臨済宗の禅僧としても、なかなかの人物だったようです。
その一休さんの名言が「なるようになる、心配するな」ですよ。現在我々にできる震災の社会貢献は、あわてず、買い占めず、黙ってプロ(自衛隊や消防・警察のみなさん)の仕事を見守ることです。
と同時に、救助活動が一段落したら、どうするかを考えておきましょうよ。首都圏で活動されている方は、経済をブンブン回すことに専念するべきです。
新たな事業でもいいですし、商売をもっと激しく(?)でもよいでしょう。
東京都内が一番物資にもライフラインにも恵まれているのだから、慌てる必要はありません。
世界中が注目しています。日本が本当に復活できるのか?を。世界に見せつけてやりましょうよ、本当は日本人がしぶとくたくましいんだってことを。