◆アイデア次第で評価が変わる・・鴨
システム開発の仕事をしていると、プログラム上解決がほぼ不可能とか、労力の割りに効果が薄いとかいう場合の対処・・
○能力がないエンジニアだと・・
ショボイプログラムのままごまかして問題先送りする。大クレームに発展することになる。
○大抵の場合・・
お客様の言う事全部飲み込んで、毎日徹夜して精神的に追い詰められながら仕事をやりきる。
○能力が高いエンジニアだと・・
代替のシステム、ないしプログラムで労力を削減しながらもお客様の要求を満たす。
○・・・・・
運用でカバーした方がよい、とか、運用上の改善提案をしながら工数をコントロールしてなおかつお客様を納得させる、という行動が自分でできるエンジニア。
4つ目のエンジニアがなかなかいないのですが、私の周りに少しだけいます。お客様と打合せをしながら、アイデアをポンポン出して解決してゆき、お客様を唸らせるエンジニアが!
お客様からしたら、解決プロセスはどうでもよいのですが、プロセスを把握しておく必要はあります。なので解決が難しいことを知っていても担当者として、何とか解決しなければいけない立場なのです。
そんなお客様の担当者に「それはプログラム作るより、仕事手順をこうすれば解決しますよ」とか「1課と2課のワークフローを一緒に運用すれば、変なサブシステムはいりませんから、時間も工数も減りますよ」な〜んて、アイデアを沢山出して行けば、そりゃお客様からの信用度もうなぎ上りですよね。
私が「仕事ができるエンジニア」と判断する要素は、そんなところです。アイデアが湧き出てあらゆるアプローチを素早く思いつく、なおかつ短時間で解決の最善方法かどうかを判断できるエンジニア。
それができないエンジニアが日本には多すぎるから、IT産業はダメだとか、残業が多くて死んじゃうなんて、愚痴愚痴文句たらたら状態なんですよ。それと、なんちゃって評論家(某SNSにもたくさんいたな〜)が又聞きでIT産業なんて廃れる一方だ、などと噛み付いてくるのですよ。
生まれて間もない業界なのがIT分野ですから、まだまだビジネスチャンスは無限にあると思っています。