資金調達について、色々と

前回に続いて、新規事業を起こす際の資金調達について、色々と動いています。まあ、アイデアだけの徒手空拳だと、何から手をつけていいのかわかりませんよね。


私の場合、自己資金をかなり使い込んでしまったので、知人や仕事仲間の繋がりをたどって、なんとか目標金額の25%を集めるように努力します。

ここでは”こうするべき”という道なんてありません。あの手この手を駆使してなんとかこぎ着けます。

例えば、どんな種類のお金であってもとりあえず集めることが目的ですから、担保とか保証人が用意できれば金融機関から融資してもらってもいいでしょう。

また時間がかかりますが、公的機関の保証制度を利用したり支援制度や補助金などもフルに活用しましょう。できることは全部やるのです。ダメもとでやらないと、絶対にお金は集まりません。


でもウソついたり騙したりして集めてはダメ。犯罪になりかねませんし、この時期に悪いウワサが流れたらもうアウト、事業なんて絶対にできません。


さて、この時期にベンチャーキャピタルの資金を利用したい、そう思う方もいると思いますが、結論から言います。

無理です。し、やめるべきです。


よほどの技術力や特許、人的資源を抱えていない限り、創業資金の調達はまず無理です。ベンチャーキャピタルに資金援助の相談に行くと、まず最初に・・・


「過去5年間の決算書を見せてください」


と言われます。彼らもボランティアでやっているのではないので、投資したら回収することが前提になります。実際のお金の流れがわからないと投資判断ができないのです。


それに、自己資本比率が極端に低い場合、会社が成長したら間違いなく横取りされてしまいますから、止めるべきでしょうね。


ここがまさに正念場ですし、資金調達のアイデア勝負です。


道なき道をゆくがごとし! 正解なんてありませんからね〜


目標金額の25%が集まったら、パイロット・スタートしましょう。製品であればプロトタイプ製造して、資格や免許が必要ならこの時期に取得して、速攻で売上げのメドをたててしまうのです。

さて、そこまで行ったらもう後戻りはできませんよ〜




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