◆安倍首相の靖国神社参拝

安倍首相は以前に靖国神社へ行かなかったことについて、痛恨の極みだと表現したそうですね。そして今夏、8月15日に参拝せず、秋の例大祭にも参拝しませんでした。

痛恨の極み、とまで表現しておいて、いずれも参拝しないというこの態度は信用できる人間の言動ではありません。これまで保守層に対してアピールしてきたつもりでしょうけど、化けの皮が剥れてしまいましたね。

安倍首相、あなたは保守でも右翼でもありません。

靖国神社を政争の具にする醜悪な昔ながらの自民党政治家の一人にすぎません。使えるモノは親でも使ってやる的な考えなのでしょうけど、靖国神社を使って人気取りまで画策したそのツケは大きいですよ。必ずや手痛いしっぺ返しを食らうことになるでしょうね。


正直言って、首相が靖国神社に参拝してもしなくてもそんなたいした問題ではありません。そもそも靖国神社に行くかどうかは本人の自由です。しかし、”痛恨の極み”とまで強烈な言葉を使用してまで保守層の人気取りを行っておきながら、結局何も実行しないという態度は到底受容できません。

ですから、私は安倍首相に靖国神社へ行くべきだ、などと言うつもりはありませんよ。行かないなら行かないで良いではありませんか。最初から行かないという言動で通せば良かったのですよ。それで安倍首相が保守層から支持されなくてもそれはその通りですから仕方ないでしょうに。


靖国神社への参拝は、信仰の問題でもあります。ですから、靖国神社への参拝を強要することは憲法にも反します。するべきではありません。ですが、逆に、靖国神社へ参拝してはいけない!、ということも同様にやってはいけないことです。憲法で保証している信仰の自由を破る行為です。


ついでに言うと、中国共産党と韓国がこの問題を喚いていますが、やつらとは何も関係ないことですから、一切聞く耳を持ってはいけません。信仰の自由と独立と自主を放棄して奴隷になりたくなければ、全ては自分でしっかりと勉強して判断するべきです。