タイの暴動と日本人の違和感の差
タイの反政府デモでは、死者まで出ていますね。それも10人以上の死者がでているようですから相当激しいことが分かります。
でも、何かが変だな?と思いませんか?
どのメディアの映像をみても、デモに参加している人たちの表情が妙に明るく思えます。カメラに向かってピースする人たちもいたりして、デモと言うより、ピクニックに来ているかのようにさえ感じます。
お金をもらってデモに参加している人が大勢いるという話しも聞きました。もしかしたらそんな人々も含めてお祭りと思っている人が多いのかな、と思ってしまいます。
日本人は全く違います。日本人もそうなのですが、お隣の朝鮮半島でもデモというと、悲壮な顔つきで日の丸燃やしたり泣きながら暴れたりする行為の方が、どこかしっくりくるような感覚がありますよね。
これこそが、南北の感覚の差だということなんだと思います。
死者まで出ている暴動なのに、それでもタイなどでは、「そんなに思い詰めた顔するなよ!明日は良い日になるんじゃないか?」そんな感覚なんでしょうか。
人懐っこくて、笑顔がよく似合うタイの人々。それでも一度火が付くとメラメラ燃え上がるのもまたタイ人です。
画一的に人間を判断してしまう日本人には理解できないのでしょう。
そうです、国外に一歩出たら日本人の感覚とは全く違う世界なのだ、ということをもっと強く認識しないといけません。自分の価値観で世界と渡り合うなんて、本当に滑稽なことなのですから。
もっと外の世界に出て、経験することも必要なんだと思いましたよ。
もうネット上で偉そうに講釈垂れている連中と一緒になっていては、ダメなんだと、思い知らされる次第です。
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