JR西日本の元幹部を起訴とは・・
JR福知山線の脱線事故で問われた、JR西日本の元幹部の責任問題で、再度、起訴となったそうです。これまで2回検察で不起訴処分になったのですが、これでほぼ起訴は決定になるのか?といったところです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100326-00000144-jij-soci
悲惨な事故には違いありませんが、だからと言って、ここまで元社長たちの監督責任を追及するべきなんでしょうか?
最新式のATSを事故現場急カーブに設置せずに安全対策を怠ったとの理由だそうですが、そんな細かいところまで業務監督を全うするなんて、社長職にある一人にできることなんでしょうか?
最高責任者が責任を負うというのは解りますが、あの事故を未然に防ぐために全ての業務を統括するなんて、一人ではできませんよ。
ならば、はっきりと言ったらどうなんでしょうかね?
「元社長たちに事故を予見して未然に防ぐことはできなかった。これにより罪に問うことはできない。しかし、会社役員として責任を取らせるために起訴する。これはスケープゴートとしてやむを得ない。これで遺族の恨みも少しは緩和されるだろう」と。
首相がわずか数人の大臣の監督責任や任命責任を取らされるのとは、基本的に違うだろう。
と、思うのですがね。
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