決断を先送りするとロクなことがない

選択を迫られる場面で決断する勇気を持ち、結果に責任を持てるガッツと能力を持ち合わせるということは、指導者にとって必要不可欠な要素です。


経験則になりますが、結論を先延ばしにして、良い結果になったことはほとんどありませんでしたよ。

逆に、即決して、その判断自体が誤っていたことは結構ありますが、その後のリカバリーのことを含めると、即決して失敗だったと思えることはほとんどありませんでしたよ。


特に経営に直結する決断とは、本当に勇気のいる行為ですが、やらないと生き残っていけませんからね。特に経営者は。


名護市の住民の総意が、米軍基地建設反対だったという結果が出ました。民主主義を貫徹するなら米軍基地を建設してはいけません。(ちなみに日本は民主主義国家ではありませんよ)


でも、こう言っては何ですが、アメリカとの関係・安全保障・特定アジアに対する誤ったメッセージ、これらと引き替えにできるほどの重みを持っているのでしょうか?


でもそんなことは、名護市長選挙前から解っていたし、選挙前に結論を出していなければならないことですよね。選挙結果なんて待つ必要もないわけだ!


ならば、鳩山由紀夫は結論をだしていなければならないのに、先送りにすることで、辺野古に米軍基地建設することが難しくなってしまったのですよ。米軍基地建設反対住民は、反日左巻き集団や過激派の支援を経て徹底的に妨害行為に出るでしょうね。(ここだけ民主主義っぽいですが)


国家って、集団で防衛しましょうという要素を強く持っていますから、一地域住民を優遇するわけにはいかないですよ。何らかのリスクや負担が発生するのはしょうがないですから。


だから、住民がなんと言おうと、八ッ場ダムは建設中止したのでしょう。(小沢に献金した胆沢ダムは建設強行だけどね)


鳩山由紀夫に限らず、決断を先送りして事態を悪化させないように精進しましょう、と、自戒を込めて強く思いましたがな。