ジャックと大統領の会話
会話が聞き取れるように訓練しているのですが、もちろん題材は24。
最高傑作のシーズン6の後半、パーマー大統領とジャック・バウアーの会話から。オードリー救出作戦直前の会話です。
Jack:
- Audrey Raines was willing to give up her life to save mine.
- I cannot and will not do anything less for her.
Mr,President:
- You're asking me to sign off on a suicide mission.
オードリーは私を助けるために彼女の人生をあきらめることもいとわなかった(直訳)。
※”be willing to 〜”で「〜もいとわない」という意味を含む。
※”give up her life”で「(彼女の)人生を諦める」、「(彼女の)命を賭けて」
「私の救出に命をかけた彼女を・・・・
I cannot and will not do anything less for her.
私は彼女を見殺しにできません」
という続きの会話ですから、丁寧な言い方です。相手が大統領なので当然といえば当然なのですが。
その後の大統領のセリフは、「何だと?!」的な場面と表情なので、それらしい雰囲気の話し方です。そう考えるととらえ方のニュアンスも解りやすいでしょうか。
→You're asking me to sign off on a suicide mission.
君は私に自殺ミッションの承認を求める(直訳)。
※”be asking”で「求める」 SVC文型
※”sign off on”で、「承認する」、「認める」
「私に自爆作戦を許可しろと?」
といった感じでしょうか。
本気なのか?といったニュアンスです。
それにしても、24でも英語の字幕すら間違いだらけなのは、どうにかしてほしいですよ。